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minamiな日記


ハンドメイドと子育てに夢中な毎日を綴ります…
by minami-handmade

希望の光

現在2歳のワガママ放題の息子。
最近つくづく「このままでは息子は暴君になってしまう。」ともやもやしていた私。
2歳児とは言え、すべてに「イヤイヤイヤー」といくらなんでも酷過ぎる。

先日も公園に自分で三輪車で行ったのに、途中でもう乗らないと放棄。
どうにか乗らせようと売っていた「綿あめ」を握らせると乗る。
なかなか口に入らないと怒るので、少しずつ上からちぎってあげてたら、
何回目かで量が減って中の「割りばし」が見えたら激怒。
三輪車の中で反りくり返ってギャン泣きし、挙句には持っていた綿あめを
道路に投げる。
「こんなことしちゃダメでしょ!!食べ物にこんなこと!絶対ダメ!」と
手をパチンと叩いたら、私が拾って持っていた綿あめを取り上げて
今度はさらに遠くにポイッとする…。
そして三輪車から自分で降りてもう乗らないと道路に寝る…。

書いていて嫌になりますが、これが今の息子です。

帰宅して眠いのかと寝かしつけようとしても、全く寝ない。
さすがの私も悟りました。
眠くてグズッてたんじゃない、この子はわかってやってるんだって。
うちの子の厄介なところは2歳2ヶ月ですが、まだあんまり言葉が出てこないところです。
今喋るのは多分20語くらい。「にゃん」とか「わんわん」とかそんなレベルです。
だからあんまりこっちが言ってもわかってないのかなって思ってたんです。

そんな時ふと個人宅配の生協の広告を見て買ってみたこちらの本。
育児書に頼って子育てしようとかそういうタイプではないのですが、
「全然当てはまらなかった、役に立たなかった」と思うだけでも収穫かなと思って
買ってみたのでした。

希望の光_a0226116_16395654.jpg


そしたらまぁ、私のやり方とほぼ逆なことが色々と書いてあって、
2歳だからって私が勝手に赤ちゃん扱いしすぎてたのかも?とたくさん気付かされました。

そして早速今日、本に書いてあることを実践したら…

息子にはとても効果があるようでした。
どうやらうちの子はとても言葉を理解しているようで、そこがまず自分で気付かなかったのが
恥ずかしいくらい。
何をやってみたかと言えば、今日の午前に皮膚科に薬をもらいに行くんでしたが
出る前に
「今日は病院に行って先生に診てもらって、薬をもらって帰ってきます。
近くだから三輪車で乗って行っていいけど、乗りたくなくなったからって抱っこはしません。
それでも乗りたいなら三輪車で行ってね。
すぐに終わるからお利口で待てるかな?」
と。わかってるのかわかってないのかよくわかりませんでしたが、息子は
いつものように「うん」と言いました。
病院でもとても静かに過ごして、先生にお腹見せてもニコニコ、
何をやるか先に説明していたのできちんと予測できていてストレスがないように見えました。

その後「もうお昼になっちゃったから、今からお弁当を買って公園の駐車場でお昼を食べます。
スーパーで買うけど、すぐは開けませんよ。公園に着いたらお母さんと一緒に
「いただきます」をしてからよ。」
いつもなら買ったらすぐ開けろ開けろと騒ぐ息子が今日は全く騒ぎもしない。
えぇぇ…いいの?と不安になって何度もバックミラーで見ちゃいました。

そしてそれからが大変でした。
ご飯を終えて、車を降りたとたん、いつもの「抱っこ抱っこ!」が始まりました。
「抱っこするなら公園行かないよ。もう2歳だから歩けるもの。」
いつもなら好きなところまで抱っこして連れて行ってもらって、
気が向いたら遊び、飽きたら抱っこの繰り返し。
親が召使い状態なんです。
これはもう絶対ダメだなって思っていたところなので、本を参考に心を鬼にして
「歩かないなら帰る」とドアを開けて乗りなさいと言うと泣いて嫌がります。
結局300mくらいある遊具までの道を
「抱っこ~」と大泣きしながらついてくる息子に「歩きなさい」と言うことをひたすら
繰り返し進みました。
息子も息子で10m進んでは泣きながら後ろ歩きで20m戻ることを繰り返し、
遊具まで30分くらいかかりました。
でも結局遊具で遊ぼうとはせず、抱っこ抱っこと泣くので、同じことをして
駐車場まで戻りました。
抱っこするなら公園で遊ばないという約束を守らせたまでなんですが。

息子の言いなりになってワガママ放題させておく方が簡単なのかもしれませんが、
やっぱり社会にはルールがあることを家庭の中から教えていく必要があるように
思えてなりません。例え2歳でも…。

親がいつまでも子供の盾になってあげられたらいいですが、
この子はいつか社会の荒波に揉まれながら、家庭を築いたり、自分の道を自分できちんと
見つけていかなければいけない。
社会って会社って変な言い方ですけど、本当に冷たいですよね。

うちの母がずっと言ってる言葉
「子供は社会からの借り物。いつか返さなければいけないのよ」
子供の時分は突き放されているようで悲しい言葉でしたが、今ならよくわかる気がします。

まだ2歳、されど2歳。幼稚園に入るまでには治るでしょう…なんて言ってないで、
やっぱり「3つ子の魂百まで」精神でしっかり今からやって行こうと思いました。

子育てって、どこにも正解ないし、このやり方がうちの子に通用したからって
他の子に当てはまるものでもないし。一人目と二人目で全然違かったり、
10人10色、個性それぞれなんですよね。
実際世の中にはこんなやり方しなくても、こんな心配すらしなくても
スッと言うことを聞いたり溶け込んだりできる子もいるんだと思うんです。
でも私は神様からこの子を預かったから、
どんなに大変でもやり方を探して、きちんと一人前にできるように
可愛がるだけでなく、毎日向き合っていかなきゃと。
今ワガママ最盛期の息子を前にすごく思っています。
愛情という言葉をはき違えてはいけない。


読み返しても独りよがりな育児論をつらつらと…お恥ずかしいですが。
数年後の自分のために今書いておこうと思いました。
「親が一貫性を持って軸をブラさずにいること。」
子供にとってはそれが大事なんですね。

母に愚痴る度に
「あんたは全く手のかからない、本当に楽をさせてもらった子なのにね。
 ○○(息子)の話を聞いてると兄(私の)にそっくりでゾッとするわ。」
と言われます(^_^;)
30数年前、兄に毎日振り回され格闘していた母の姿がそこにはあったんでしょうね。

こちらが話題のワガママ2歳王子です。
収納ケースから「おしゃぶり」を見つけてふざけて遊んでいました。
(洗濯物まで写っていてすみません)
希望の光_a0226116_1719599.jpg


明日もいっぱい泣きそうな予感。
君も私も1年生…。一緒に頑張ろうね。

週末だー、ソーイングして息抜きしてやるぞーー・笑
by minami-handmade | 2012-01-13 17:31 | 子育て
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